徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです。

近々、福井県の越前市に出張撮影に行くことになりまして、今から行くのが楽しみです。

そろそろ気持ちも機材も準備しておかねばと思っている所なので、記事にも書いてみることにします。

…とはいっても今回の出張は車。自分の車で徳島県から福井県までひたすら向かうのみです。

車なので機材に制限はほぼありません。何を持っていくか?ということと、現場で何を使うか?だけを考えたら良いので出張の割には気楽な機材選びとなります。

おそらく今持っているほぼすべてのレンズを持っていくかと思います。

「と、と、と、徳島県から福井県までく、く、く、車で!?」なんて思われる方は多くいらっしゃるかもしれませんが、実はなんてことありません。

時間にして休憩を合わせて約5時間ほど。早朝に出発をしますが多分渋滞は無いと予想。7時間ぐらいを覚悟していましたが思ったより近い…というか淡路島超えて舞鶴に出てあとは北陸道まっしぐら(おそらく交通量もしれている)なので、時間に換算したら早いのだと思います。

 

日頃から2時間当たり前に運転しているボクにとってそれぐらいの走行時間は余裕です。ぜんぜん想定内。

もちろん、飛行機・新幹線などで行けたら一番良いのかもしれませんが、徳島からそんな便利な交通機関はありません。これは四国に住んでいる定めなのです。

愛知県に住んでいる時は夏になると頻繁に敦賀に釣りに行ったり、海水浴に行ったりしていましたが、何気に越前は初めてです。どんな街なんでしょうか?楽しみでなりません。

と、そうなんです。行ったことのない街に行くのって楽しみなんですよね。

なんというか、自分の考えもしなかったモノを発見したり、変なローカルフードに出会えたり、独自のライフスタイルが根付いていたり…

そうしたコトに触れることで自分が非常に感化され、アイデアの源泉となる「アノ感覚」が湧き出てくるのがすごく好きなんです。

わかりやすい所だと特に食べ物。ボクは美味しいものにほとんど興味がありませんが、なぜこの街ではこの料理が親しまれているのだろう?などと考え、その根本に至るまでのプロセスだったりを探っていくのがすごく好きなので、そうした街に行くと飽きることがありません。

今回の撮影は何かを作っている人やそのモノ、そして地域を撮ることになりそうなので、余計に楽しみでなりません。こういう撮影が一番楽しい。

で、タイトルの回収ですが、考えてみるとボクの仕事のスタイルはこうした出張が程よくあるのがすごく良いなと。

以前、3泊4日ほどの出張が月に二回あった時にもそれを感じたのですが、出張は基本的に予算的に悪くないことが多く、出張二回したらひと月の稼ぎとしては良くはないけど悪くもないって感じになります。そして自分自身が新しい体験や経験、発見が出来るし、それによって自分から思わぬアイデアが生まれてくるし、なにより撮影って楽しい!と感じられる。

因みに3泊4日の撮影で出張したら、家に帰ってからの作業は写真であれば2日以上はすることになりますし、映像であればもっとかな…だからそれなりに時間を要します。大体目安としては現場3割・家の作業7割な感じが多く、月に二回出張したら10〜15日ぐらい労働している感じでしょうか。

それに加え、徳島で5日ほど仕事をしたとして、それなりに稼ぐことが出来るのなら、働き方のバランスとしては決して悪くはないのです。

家でジッとしていることが苦手ではないですし、ひとつの場所に籠もることが得意ではないというわけでもありません。しかし、動かないことによってこり固まる思考が何よりも苦手で嫌いで、そのこりをほぐしてくれる存在が出張と感じていたりします。

そんな訳でこれから出張を前提とした働き方をもっと模索していこうかなーと考えています。