徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです。
ここ数ヶ月に渡ってこのウェブサイトで何度か体調を壊してきたことについて書いてきました。
http://elvin-ray.com/life/health/
体調を壊していた期間は4月の後半から今までなので、3ヶ月とはいかないまでも約2ヶ月ほどでしょうか…
その間、体調が良くなることもありましたが、倦怠感が勝り、とにかくやる気の起きない日々を送っていたように思います。
しかし、そんな日々の終焉も見えてきまして、今週に入ってからようやく「自分らしさ」を取り戻しはじめているように感じます。
体調不良の主な原因は、ザッと書くなら蓄膿症と歯ぐきに膿が溜まっていたこと。顔の中の副鼻腔が細菌によって炎症を起こしていたのです。これらの症状によって他の部位にまで影響を及ぼしていたと思われます。
言い換えれば、娘からもらったウイルスによってボクが今まで溜め込んでいた身体の不調があらわとなった形です。子どもという存在は本当に多くの成長を大人に与えてくれるんですよね。素晴らしい。
そして、これから夏本番。それに合わせるように体調も快晴に向かうことでしょう。
…
しかし今回の体調不良、以前から感じていたことが浮き彫りになった出来事でもありました。
…というのもボクは現在42歳。
40代にもなると身体が不調になる…なんてことが世の中の教えとして言われていると思いますし、実際に40代で身体を壊したなんて人もきっと多いことでしょう。またどうやら男性の場合は厄年なんだとか。逆を言えば身体を壊しやすい年齢だから厄年なんですよとなっていったようにも感じますが…
事実、ボクも40代に突入してから身体に「ある変化」を感じるようになってきました。
この「ある変化」を言語化するのは非常に難しいところではあるのですが、端的に書くなら非常に疲れやすくなりました。
ここで書いている「疲れやすい」とは、単に肉体的という意味ではなく、心身ともにエネルギーが満ち足りていない状態のような感覚で、人生ではじめての感覚なのでわりと困惑する日々を送っていました。
「これが40代の身体か…」「歳をとるとはこういうことか…」なんて思ったりもしましたし、世の中でよく言われるのが「年齢には逆らえない」とか「もう歳だから無理は出来ないね」なんて話があったりしますし、まわりでもそうした発言をする友人たちも多くいます。
ただ、ボクはそもそも衰えていく身体に対し、特徴や癖(最終は遺伝子)を知っておくことで対策はできると思っている人間ですので、「歳をとったな…」などと安易に発言することにかなり抵抗があります。ましてや自分のことを「おっさん」「アラフォー」などと自虐的に表現するなどもってのほか!こういう自虐的な歳のとりかたは絶対にしたくないなと思っているほどです。
で、この40代から登場したボクの身体の中の「疲れやすい」存在ってなんだろうと考えた時に、エネルギーの得方に行き着きました。単純にエネルギーが足りていないんじゃないかと思ったわけです。
もちろん毎日ご飯は食べていますが、食べているものが身体のエネルギーと化していないと感じたんです。直感的に。
そしてこれ、あまり知られていないことだと思いますが、実際40代ぐらいを機に人はエネルギーの得方が変わると言われています。
エネルギ―を得るには、2つの系統があります。1つは解糖系で、もう1つがミトコンドリア系です。
解糖系は、細胞質で酸素を使わず、低体温の環境で働きエネルギーを生成します。糖質を分解し、ピルビン酸を経由して乳酸をつくり出す過程で、脳のエネルギーであるATP(アデノシン3リン酸)を瞬時につくります。グルコース(ブドウ糖)1分子当たり、2分子のATPが生成されます。
骨格筋(白筋)、精子、再生上皮細胞、骨髄細胞、ガン細胞など分裂の盛んな細胞は、解糖系のエネルギ―を主体に活動します。瞬発力と分裂に使われます。
ミトコンドリア系は、細胞内にあるミトコンドリア内で、酸素を使って高体温の環境で働きます。食事で得た糖や脂肪、たんぱく質を材料にしてSTPをつくりだします。グルコース1分子当たり、36分子のATPが生成されます。解糖系の18倍の効率で、安定的にエネルギ―をつくり出すことができます。骨格筋(赤筋)、心筋、ニューロン(脳神経細胞)、卵子、一般の細胞などは、ミトコンドリア系のエネルギ―を主体に活動します。
体内ではこの2つのエネルギ―系を使い分けているのです。子どものころは解糖系が優位で、加齢とともにミトコンドリア系中心にシフトしていきます。ミトコンドリア系では糖質をどんどん燃やして瞬時にエネルギーを供給する解糖系に比べて弱いながらも長く持続するエネルギーが得られます。
しかし、ストレスによって交感神経の緊張が持続すると、血管が収縮して低体温になり、解糖系のエネルギ―が主体となってきます。低体温、低酸素、高血糖の状態が続くと、ガンや糖尿病の体質となります。
糖尿病やガン予防のために、高体温、高酸素の状態にして、常にミトコンドリア系を優位に保つ必要があります。そのためにはストレスを少なくして、副交感神経優位の状態でいられるようストレスに対処していきましょう。
(三和書籍より)
これはストレスや、それによって病気になりますよ!って話として書いているのかもしれませんが、あまりにも分かりやすく、腑に落ちたので引用をしました。
ここでは加齢とともにと書かれていますが、それはおおよそ40代といわれています。そしてボク自身も明らかにエネルギーの得方が変わったように感じます。
変わった感覚を書いてみるなら、30代の時に食べていた食べ物を40代になって同じように食べても、30代と40代ではエネルギーに変換する量がそもそも全然違う感覚だとか、なにかが足りていないから身体が疲れているような感覚だとか、ふわっとした感覚でしかありませんが、ボクは自分の感覚を第一に信じるようにしていますし、本当にそうした感覚に陥ることが多くなったのです。
引用した一文を参考にするなら、ボクの身体はおそらく解糖系からミトコンドリア系へとシフトしました。それにも関わらず、食事も生活も30代の時と同じようにしているものだから、エネルギーをしっかりと得られず「疲れやすい」身体になっているのだと感じているのです。
なのでこれからのボクの健康キーワードはミトコンドリア。
ミトコンドリアを増やすことに専念をしてみたいと思っています。そして自分の身体と向き合いたいと思います。
疲れやすい身体とおさらばするために。
以前、デトックス用として飲んでいた八重山クロレラ。ミトコンドリア生成にはクロレラが良いなんて聞きますので、もう一度試しに飲んでみようかな〜…というかAmazonの定期便で頼んでいたんだけど、なぜかキャンセルになってたっていう…
Comments by daisuke kobayashi
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