こんにちは。
限界集落に住む映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

FUJIFILM X100Fを購入して約2週間。

簡単にパチパチとスナップできる感覚はボクにとっては非常に新鮮だし、写真を撮っていてこれほど気楽に楽しめるカメラは久しぶりで、毎日写真ライフを満喫しています。

思えば、石垣島に行くのに合わせてCANONのEOS kiss7と単焦点パンケーキレンズ24mmを購入して、使い方も分からずほぼオートでパチパチと何千枚も撮っていたのがボクの写真ライフの始まりでしたが、まるでその時に近いような感覚で写真を撮ることが出来ています。

なんというか自分の人生の一部を写真に残しているようで、写真を撮ることを仕事にしている人間にとっては、写真への想いの原点回帰ともいえる感覚を呼び戻してくれているかのようです。

さて今回はこのカメラを買った一番の理由について。

FUJIFILM X100Fを購入

買うことになった経緯についてはこちらに書いていますが、このカメラを買うのもアリかも?と思った理由はまさに先に書いた通りで、自分の人生の一部を写真に残しているような気がしたからです。

実はボクは昔からカメラが大嫌いで、30歳ぐらいまではほとんど写真を撮ってきませんでした。

カメラが嫌いというのは、撮られるのが嫌いとか、カメラ自体が嫌いという意味ではなく、何かをしている(例えば旅行に行って素晴らしい景色を見ている)のに、自分の心に焼き付ける時間を割いてまでやることではないし、カメラを触っていること自体に価値はないと考えているからです。

なので10代20代の頃の写真は全くと言って良いほど撮っていないし持っていないのです。

だからと言って、写真を残しておけば良かった…と後悔していることは全くなく(10代の時の金と緑のモヒカンの時の写真だけは残しておけばよかったww)、なぜならボクの思い出は心の中にしっかりと残っていますし、過ぎ去ったモノよりも未だ来ぬモノに興味があるからです。

ただカメラをやるようになって、人生の一部を残している感覚が非常に楽しく感じることを知ったのです。

しかし、ボクは写真に対しての考え方は基本的には全く変わっておらず、自分の心に焼き付ける時間を割いてまですることではないと今でも考えているのです。

なので、どこかに行って写真を撮ることは非常に楽しいのですが、カメラなんか投げ捨てて目の前にあることだけを感じたい!と思うことも、今でも多くあったりするものです。

そんな葛藤?があったため、仕事以外ではカメラを持つこともほぼ無くなっていました。

しかし、もっと簡単に写真を残せたら良いのに…と考えるようになったのがここ最近。

 

家族の写真を残していきたい

というのも妻が妊娠をしまして、先日無事に子供が産まれました。

5月31日、ボクが尊敬してやまないドラマーであり、世界一のドラマーでもあるLED ZEPPELINのジョン・ボーナムと同じ日に産まれてきてくれました。

妻のお腹が大きくなるにつれて、子供を中心に家族の写真をスナップ的に簡単に残していけたら良いなと考えている時に、このカメラの存在が頭によぎったのです。

手軽さや換算35mm、電源をオンにしても出てこないオールドライクな単焦点レンズオンリー、FUJIFILMならではのフィルムシミュレーションによる撮って出しでもそこそこイケる仕上がり。

あとはセンサーがフルサイズで防塵防滴だったら完璧でしたが、もうスナップカメラとしてほぼ完成されています。

当初は釣りにも仕事にも使えるもっと実用的なSONYのRX100シリーズの購入を考えていましたが、こちらを買って大正解でした。

そんな理由からボクはX100Fを選んだのです。

コロナのゴタゴタでまだ子供に会えてすらいませんが、これからスナップライフを楽しみたいと思います。