徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです。

今秋5匹目のヒラスズキが釣れました。

バーン!62cmの良い魚。ヒラスズキは体高が高いので5cmはデカく見えます。

めっちゃ引きましたが、ここ最近このサイズを釣るのは慣れてしまっているので、ものの数分で水揚げ成功です。

デカすぎず小さすぎず、釣っても食べてもちょうど良いサイズ感です。

今回も例に紛れずアジ用ロッドで釣りました。ティップの感度の良さとベリーからバットにかけての粘り強さは確実にアジ用ロッドの「ソレ」ではありません(笑)

リールとのバランスが悪いしロッド自体の重量は重いけど、感度はシーバスロッドよりも良いウルトラライトなシーバスロッドって感じですね。ヒラスズキからアオリイカ、メバルとかなり幅広く使えるロッドです。

特別良い竿でもなんでもありませんが(7000円以下!)、感度がそこそこ良いのでルアーのコントロールが繊細に出来るためか?これぐらいライトなロッドを使う方が良く釣れてくれます。

ってことで今秋はこのロッドで何本ヒラスズキが釣れるか試してみようと思います。

 

で、この日はシュガーミノーから始めてみましたが、シュガーミノーは小さなヒラセイゴから反応があるのみ…

で、ローリングベイトやらカウントダウンやらと色々とルアーを取っ替え引っ替え。カウントダウンは小型のあたりがやたら多い。

スズキ系の魚はルアーを替えるだけで反応が激変わることもあるので、これぐらいの数のルアーをガンガンローテーションしていきます。スズキ系は絶対シュガーディープが好きだと思っているため、シュガーディープからの反応を得たいのですが、残念ながら全然反応はありません。

そうそう、今秋のヒラスズキ釣行は今回で6回目でして、前回の釣果はヒラセイゴのみだったのでブログに書きませんでしたが、この時に結構アタリの多かったルアーを発見したのでこの日も使ってみることに。

それがこのルアー、デュエル・ハードコアのLG ヘビーミノー(S)。これが異常にあたることを発見し、フォールを織り交ぜながら使っているとグッと重たくなるアタリ。「なるほどなー、こんな使い方でも釣れるんだ〜」と新しい発見です。

中層からボトムを攻められるので、上を向いていない魚にかなり有効のようです。

メインベイトとなっているのは多分鮎やエビだと思っていまして、で、ヒラスズキはブレイクあたりに身を潜めてソレらベイトを狙っている様子で、今時期の鮎はまだボトムにいる感じ。だから上ではなく中層から下の鮎をイメージしてやると釣れたって感じですね。

ええ、釣ったのでなんとでも言えるのです(笑)

エラ洗いを何度もされましたし、フックも伸ばされましたがバラすことなく難なくキャッチ。

これぐらい小型のルアー&小さめのフックの方がバレる確立が低いような気がしますが、たまたま運が良いだけなのかな…

小型フックだと縫い刺し的な掛かり方をしてくれるので、水揚げしてからもフックを外しずらいぐらいなんです。

フックが大きいと魚の口に大きな穴が開いてしまって、結果エラ洗いでバラす確立がグッと上がりますから。

あと12cmぐらいのミノーだとリップが水の抵抗を受けてバラしやすくなります。9cmぐらいならギリ抵抗を受けません。

メディアやメーカーの影響で12cmぐらいを中心に使うのがスタンダードとして出来あがっていますが、もうひとまわりふたまわり小さい9cm、7cmルアーの方が食いは絶対に良いし、かけてからもバラしにくい印象です。磯のヒラスズキは別モノとして。

どう考えても小さい方が利点だらけなんだけど、それがスタンダードとならないのはルアーメーカーが魚よりも釣り人を釣りたい証拠でしょうか??デカい方が高価と錯覚させられますからね。ビッグベイトが良い例です。

アイデアから開発。制作まで考えた時にどう考えてもミノーの方が絶対に時間を掛けているし開発から制作が大変だと思いますが、なぜかビッグベイトが異常に高価な世界です。海用ミノーが2,000円ならビッグベイトは5,000円ぐらいでしょうか。

ボクはビッグベイトにあまり価値を感じないため、数個を試しに購入して使っている程度です。

とか言いながらも、ヒラスズキ自己記録83cmを釣っているのはジョイクロです(笑)でも12cm。

落ち鮎パターンでヒラスズキ83cm、70cm(2022年釣行62-80日目)

そして飛距離問題もあるでしょうが、個人的には9cmぐらいのミノーならかなり飛距離を出せるので問題ないようにも思っています。磯のヒラスズキは別モノとして(二回目)。

なにより引力や重力や水圧の関係を紐解いたら9cmあたりが一番しっくり来るんじゃないかなと、5cm〜12cmのルアーを使っていて感じます。12cmでは全体的にやや重く感じてしまうのです。

まあなんでもそうですが、メディアにノセられると本当に正しい道が分からなくなってしまいますし(昨今の戦争も日本側からみたらロシアが完全に敵ですしね)、釣りであれば本来釣れる魚が釣れなくなってしまうので、あくまでも自分の経験を元にして、自分のスタイルを探求し、そして貫くべきだとボクは思っています。ボクはわが道を行き過ぎて完全に唯我独尊状態ですので、それはそれでどうかと思うのですが(笑)

しかし、今秋に釣っているヒラスズキたちはボクがそんな考えだからこそ釣れている魚です。

一応書いておきますが、ボクは決して釣りが上手なわけではありません。

でも釣れている。

なぜなら、一般的な考えの人が行かないようなポイントと時間帯に行き、一般的に使わないタックルとルアーを使っているからです。同じ釣り人からも「ここでは釣れんぞ」と半分笑われ気味に言われたほどですから。でも釣ってます。

これルアー釣りの基本だと思うんですが(疑似餌ですから)、今出来上がってしまった釣りの常識はメディアの煽りもあってあまりにも釣り人を釣る方向に向かっているため、傍から見ているボクでも決して楽しいものではありません。

釣り業界や釣りYouTuberの人たち(彼らのまわりは奇跡が簡単に起きるようです)にノセられることなく、自分のスタイルを探求し確立するのが本当に楽しい釣りの世界のように感じています。そして、そうした時に魚が自然と釣れるようになるような気がしています。

春と秋はボクの釣りのスタイルと自然界が非常にマッチするのです。

そろそろ大潮、10月はヒラスズキに続きハマチとアオリイカも狙います。

10月は確実にもっと釣れますよ。