過去の出来事、技術、思想を未来の視点から再解釈するために書き残すブログメディア Hyperpast Journal(ハイパーパストジャーナル)。書き手は映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

今回はAIについて。

2025年1月現在、僕は昨年までそこまでAIに興味がありませんでした。ChatGPTはもちろん使っていましたし、AIへのある程度の理解(AIが社会で活躍することをポジティブに捉えられるという意味での)はしているつもりではありましたが、なんというか僕個人としてAIをうまく活用はできていないレベル。

どちらかというと、AIに使われている感覚があった。「ああ、このままだとAIの本質を理解せず、ただ便利なツールとして使っていってしまうな…」と、そんなことを思いまして、ただいまAIについての理解を進めているところです。

とはいってもポッドキャストを聞いたり、そこから得た情報をもとに実際に各社のAIを触っている程度ではありますが、以前よりもグッとAIへの理解が進んだのは間違いありません。

その第一歩として、一先ずWebサイトも作ってみました。

https://ulfishing.studio.site

こちらのサイトでは文章の作成をChatGPTにお願いしてみました。最初に僕の考えていることなどの文脈をメモリさせ、それをもとに文章を作成。9割はAIにChatGPTに作ってもらい、1割は僕が仕上げる感じです。

僕にしては硬めの文章になってしまいましたが、それもひとつの完成形として公開しています。

このお陰で、1日かかるような作業が数時間でできたのは本当に凄く、そしてありがたいですね。

AIとともにガンガン作っては公開していく。ここがポイントだと思っています。(AIの本質?)

文章の作成以外にも、現在はSunoという音楽生成AIサービスを使って曲を作ってみたり。検索型AIサービス、Perplexityを使ってみたり。こちらは一度使ったらハマりまして「ああ、これはGoogle検索を使わない日は近いな…」と感じているのが今です。

他にはまだ実践はしていませんが、動画生成AIのSoraや、GoogleのAI GeminiなどでAPIを使ったサービスも試していこうと考え中です。音声書き起こしなんかは興味がある…というか仕事で役立つので重要です。

例えば『無限文字起こし』なんて便利なアプリなんかもあり、こちらはGeminiを使っているようですが、構造がどのようになっているのかを本質的に理解しておきたいので、アプリよりもAPIの方が良いなと思っているのです。

現在世界の企業がAIを作り、その覇権を握ろうと躍起になっている状態でして、正直ユーザー側からしたらサービスがありすぎて混乱するしかないのですが、このあたりはある程度理解をしておくと必要のない情報は勝手に整理されていくので、今は様々なAI情報を耳に入れている…というかひたすら耳や目にし、身体に叩き込んでいる状態です。

特にAIのネーミングなんかは取っつきにくいところがあり、とにかく覚えにくかったりしますが、慣れてくると実はそうでもないんですよね。

プログラミングを覚えるつもりはありませんが、AIを使ってある程度のプログラムを組むことができたら良いなとも思っているので、取っつきにくい名前なんかも身体に叩き込んでいるのです。

キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』に登場するAI “HAL-9000″に未だに僕は胸を躍らせますが、いよいよそういう時代なんだなとAI情報を仕入れて感じています。

2018年あたりにはレイ・カーツワイル著の「シンギュラリティは近い」なんて書籍を読んだりしており、まわりの人たちよりもAIには比較的興味のある人間でしたが、近年では勉強不足の日々を過ごしていまして猛省です。しかし久しぶりにそうした未来に興味を持ち始めています。

同著者の新刊「シンギュラリティはより近く」が昨年リリースされたようなので、こちらも読んでみようかな。

シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

レイ・カーツワイル
2,376円(01/22 08:31時点)
発売日: 2024/11/25
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ちなみにこの文章は15分程度でAIを一切使わず書いています。AIを使わず文章をきちんと書けるのもAI時代のポイントだと思っています。サムネイルはChatGPTで未来的なディストピアといった感じのプロンプトで生成。もう数分です。

そして近い将来は音声でブログを書けるようになりたいと思っています。なんせ喋るのが苦手なんで。