映像クリエイター、DAISUKE KOBAYASHIです。

取る(撮る)に足らないエンターテイメントが蔓延る昨今、芸術やテクノロジー、社会などの情勢、そして食べ物や健康など、普遍的に残り続ける一部分を切り取る、DAISUKE KOBAYASHIがはじめたインディペンデント映像制作プロジェクト『Shine A Light. Films』

第一弾として、現在アルバム制作中の徳島県海部郡在住アーティスト Sala Térras(サラ・テラス)の『時空夢想』の映像を制作。寒さが一段と深まったタイミングでセッションしてきました。

当初、サラちゃんが希望していたロケ地は爆風によりボツとなり、風裏や風が避けられる場所はないかと思って探してみると、光の具合なそどを考慮した結果、ここに行き着きました。

全く興味のなかった作品作りを、積極的にしていきたいなと思っているのが昨今のボクの心情でして、それをあらわにしているとも言える作風に仕上がったようにも思います。

このような作品を作りたいなと思ったのは実はこの映像がキッカケ。

世界的チェロリスト、ヨーヨーマの自然ロケーションをバックに一発撮りをするこの映像に痺れまして。

すげーいいんですよこの映像。ラフなんだけど緻密に計算されているというか。

だって、音録りは多分カメラにマウントされている外部マイク…もしくはカメラが寄る後ろでブームマイクから上から音拾ってんのかな?って感じで、カメラが近づいていく度に拾う音が大きくなるんです。このラフさというか臨場感というか。ラフでありリアルという絶妙を見事に演出しています。

カメラもオートでイケそうと思わせながらも、実はキチンとマニュアルで操作されているところを見ると、後ろには4人ほどが待機しており、何かしらのオペレーションをしている様子が伺えます。

映像制作を知らなければそんな様子を全く伺わせない自然な映像と音作りになっており、単純なボクはこんな感じに撮ってみたいな〜と思ったってわけです。

で、インディペンデント映像を作りたいタイミングとばっちりハマったので、第一作目としてこうした雰囲気の作品に仕上がったのです。

実はもう一箇所違う場所で撮影をしましたが、こちらは風の音が思いっきり入ってしまってボツにせざる得ないかなといった感じです。

で、もう一回サラちゃんと映像を作れたらなーと思っているのが今。

ジンバルを使ってどこかを歩いて弾き語りしている映像を撮りたいと思っていたり、星空をバックに一発撮りなんて映像も撮れたらな~なんて思っています。

撮りたいのはどちらかというと後者。だって撮るの難しいから。

天気の条件はもちろん、寒いし、ライティングの必要もあるから結構難しいんだけど、これ撮れたらすげー良い映像になると思うんですよね。

…って感じに、今後制作を進めていくであろう(予算と時間次第!)、インディペンデント映像制作プロジェクト『Shine A Light. Films』

第一弾は音楽…いわゆる芸術を題材として扱いましたが、今後は社会、テクノロジー、健康などの普遍的な物事をオルタナティブに扱っていけたらと考えています。

実は結構色んな人を撮ってみたいと思っている反面、それを形にできずにいますので、作品にできるかどうかはボクの力量が完全に比例します。

ってことで、ありったけの予算をかき集め〜♪探しモノをさーがーしに行くのさ〜♫

本気ならクラウドファンディングなんて手もありますよね。