徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです。
今日は娘に習わせたいなと思っている習い事について。
先日は妻の勤務先の会社が運営している披露宴会場にて夏祭り的なイベントが行われたので行ってきました。
娘はただ今一歳と2ヶ月。歩くことを覚え始めて日々子どもの成長をひしひしと感じているのですが、なんとも言えないボーイ感満載でもう可愛くて仕方がありません(笑)
そうこうしているうちに、自我が芽生えてきて自分で勝手にアレコレしはじめるんだろうなーと思うと、すでに寂しさを感じてしまいます。
というか、もうすでに食べ物の好き嫌いもあるし、やりたいことやりたくないこともハッキリしているので、後はそれを自分の足を使って、口を使ってどう表現するかの段階まで来てはいるのです。
さて、そんな娘に今後習い事をさせるならどんな習い事が良いかと考えることも増えてきましたので、ここに書いてみることにしたのです。
先ず一番は英会話スクールでしょ!
…と言いたいところですが、実はボクは英会話スクールは習い事としてはあまり重要だと思っていません。
もちろん、英語は世の中を渡り歩いてくために必要なコミュニケーションツールとして、時にはビジネスツールとして最低限必要なスキルであると思ってはいますが、優先順として英会話スクールに通ってわざわざ教わるモノではないと思うし、英会話スクール程度で覚えられるモノでもないとボクは感じているのです。
実際、英会話スクールに通ったことで英語が出来る子どもが一体どれぐらいいるのでしょうか?ボクはほんの一握りだと感じていますし、なにより子どもの英語教育に関しては、子どもよりも先ずは親が先に英語を使えるようになっておくことが最優先だと考えています。英語が使えて当たり前の世の中で親が英語を使えないのに、子どもは学べ!なんて、そんな都合の良い話はありません。
そんな訳で英会話スクールはボクはかなり後ろ向きです。まあ妻の考え次第ではありますが、一応妻にもこの考えを伝えており納得はしてくれてはいたと思うので、あとはボクが娘にどれぐらい教えられるかでしょうね。
なので、一番通わせたい習い事はピアノです。
これ、音楽やっている人ならお分かりいただけるはずですし、音楽をやっている親なら必ず習わせたい習い事の一つだと思いますし、ボクの音楽関係の友人たちの子どももこぞって習わせておりまして、父がギター、息子がピアノでジョンレノンのイマジンを弾いていたりして、なんて夢のような素敵な光景なんだと思ったこともあるのです。
ボクも10代の頃から楽器(ギター、ドラム)をやっていたりしますが、ほぼ独学でやってきたので楽譜が読めないし、音楽の基礎が基本的にはありません。しかし、ドラムは基礎が大切なので20代の頃には基礎練習のみを一日七時間以上とかなりみっちりやってはきました。半年ほどスクールに通ったりもしました。かつてコージー・パウエルというレジェンドドラマーが在籍したハードロックバンド『レインボー』のサポートドラマーとして活躍した方の元で教わりましたが、良くも悪くも子どもの頃からキチンと真面目に習ってきた人の基礎とは大きくかけ離れているのです。
そもそも、ドラムが叩けたところで誰か他にいないと音楽として成り立ちません!ドラムでもソロで音楽として成り立つじゃん!という屁理屈は抜きにして!しかしピアノができれば一人で音楽が出来るし、作曲も出来るのです。これは強い。ギターでもいいじゃんと思われるかもしれませんが、ギターとピアノでは表現できることが雲泥の差です。
何よりギターの神様と呼ばれたエリック・クラプトンが「ギターは死んだ」と言っているんですよ。これはボクは80年代あたりにアメリカで生まれたヒップホップの登場と関係していると思っています。なぜならヒップホップによって音楽というべきかリズムというべきか、それの概念が大きく変わったからです。
そして、芸術表現としてもっとも身近な音楽を最前列で楽しんでほしいのです。因みに昨今の義務教育にはダンスの授業があるなんて話を聞きますが、ダンスは芸術表現ではなくただの運動ですのでダンスの授業は廃止にしてほしいと思っている人間ですし、子どもがこぞって一緒の動きでクネクネ動くのはキモいとすら思ってしまっています(汗)。
で、ボクはドラムしか出来ないからよーーーーく分かるのですが、音階の流れがよく分かっていないもんだから、分かる人と比べても充分に楽しめていないのです…というか理解出来ていない。
ピアノを習っておくことで、音楽の基礎となる部分を子どもの内からしっかりと学んでおくと、先の人生の楽しみ方の幅が随分と広がり、楽しくなると思うのです。
そしてもうひとつ。習わせたい習い事は合気道です。
娘には心身ともに強くなってもらいたいなと思っていまして…というのも、心身が強くなることで何事にも臆すことなく人生を歩んでいけると思いますし、日本の伝統文化、〇〇道の精神を子どもの頃から教わってくことが大切だと思っていまして、合気道は最適なんじゃないかと感じているのです。
心身を鍛えるという意味では空手などでも良いかもですが、ボクは勝ち負けを重視する世の中に嫌気がさしている人間です。オリンピックなんかはもう色んな意味でもう本当に下らないなと思ってしまっています…勝負に勝った、だからなに?世の中あまりにも勝ち負けに拘りすぎですよね。資本主義にまみれて完全に麻痺しちゃってんだと思わずにはいられません!そもそもスポーツの語源知っていますか?デポルターレというラテン語で、楽しむこと、遊ぶことを意味するそうです。今のスポーツってなんというか…楽しむこととかけ離れていますよね。
そんなことよりも相手との調和というかなんというか、ギブアンドテイクというかペイフォワードな心が重要と感じており、そうしたテイクな心を合気道で学べるのではないかと感じているのです。
なので、誰かより優れるために強くなってほしいのではなく、誰かが困っている時に助けることが出来るように気を身につけて強い娘に育ってほしい…そんなことを想い、合気道を習わせたいなと考えているのです。そうです!May the Force be with youなのです!
ボクが住んでいるのは徳島県の片田舎。合気道を心身ともに本質的に学べるような道場があるかはわかりませんが、そのような道場があれば娘と一緒にボクも通いたいですね(笑)そうそう、本質的に学べることが最も重要で昨今のヨガ同様ポーズだけならどうでも良いのです。
以前、華道家による生花ライブが行われた次の日に、その結果の写真を残したいと会場の方に急遽撮影依頼されたことがありました。ライブから約24時間経った頃に会場に伺ってみたところ衝撃!なんと生花たちは栄養が全く足りておらず、すべてしなびてしまっているではないですか…これどういうことかというと、用意された生花たちは華道家のパフォーマンスとして使われただけにしか過ぎなかったのです。
ボクは見た瞬間目が点になり、会場の方に「これ、しなびちゃってますが撮る必要ありますか?」と聞くと「そうですよね…撮っても微妙ですよね…でも一応お願いします(汗)」なんて経験がありました。撮影データは納品しましたが、請求するのもなんだかなーと思って結局請求せずに流してしまいました。
その時、華道家といっても色々居るんだなと思いましたし、道を歩むならポーズではなく本質を貫かないと非常にカッコ悪いなと感じたので、習い事の合気道はポーズなどではなく本質的に学べる道場に出会いたい!という話でした。
そんな感じで、ボクが娘に習わせたい習い事はピアノと合気道でした。
と、「ボクがこう思っているから娘にはこう育ってほしい」なんてことが愚かなことなのかもしれませんね。すでに経験している先輩方からは「大丈夫、あなたがそう考えても子どもは勝手に育つよ」と言われそうですね(笑)
しかし、皆さんどんな習い事をさせているんでしょうね。父親になる前はそんなことどうでも良かったのに、今は気になる昨今です(笑)
Comments by daisuke kobayashi
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Helios44-2は映像制作にもイケるオールドレンズでした!
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