徳島県で映像クリエイターとして活動をしている、DAISUKE KOBAYASHIです。

久しぶりに釣りをしていまして(出来ていまして)、ここ最近はカマスの入れ食いを味わって楽しんでいます。

そういえば妻は以前「入れ食い」のことを「入れ釣り(いれずり)」と言っていました(笑)

これは今朝の釣果。控えめに釣ってこんな感じなので本気だしたら大変なことになります。

とは言っても、誰でも簡単に釣れるわけではなく実は結構コツがありまして、このコツを分かっていないと釣れないことはないけど釣果は激減します。実際ボクよりも先におっちゃんが釣りをしていましたが、釣れないことはないけどほぼ釣れておらず…

「こういう風にやった方が釣れますよ」と教えてみても、それがなかなか簡単には出来ないようで、逆に苦戦していました(汗)ボクは結構おせっかいなんです(苦笑)

で、その釣果を上げるコツはというと、先ずはアイテムから。コレが必須です。

ブレード付きのフック。カマスはこのブレードに異常に反応するので、カマスを狙うなら絶対に持っておいた方が良いアイテムです。

 

これをメタルジグなどに装着します。カマスは歯がギザギザ。ラインを切られることが多々あるので100円とかの安物のメタルジグで充分です。

で、あとはキャストしてボトムを取って巻いてきたら釣れる!

ことが多いのがカマス釣りの特徴ですが、これだけだと単純なカマスでも釣れにくい時があるのです。

それがまさに今朝でした。

いわゆる横の巻きの釣りに反応が悪い状態だったので、縦のフォールの釣りを試しにやってみるとコレが面白いほどアタる。

結果、おっちゃん(横の釣り)は釣れず、ボク(縦の釣り)ばかり釣れたということなのです。

横で釣れないなら縦で釣る。

これがカマス入れ食いのコツです。

カマスから反応がなくなった…なんて時にはぜひ縦の釣りを試してみてください。

この縦の釣り。やっていないとアレですが慣れてしまえばかなり簡単で、何回かジグをシャクってフリーフォールでボトムまで落とす。これを繰り返すだけですね。

重要なのはシャクりのアクションではなく、シャクりによって出来るフリーフォールです。なのでシャクることに集中せず、フォールすることに集中すると驚くほどあたります。サビキ的な釣り方というとわかりやすいかもしれませんね。

フリーフォール中はメタルジグの重さでブレードが回転していますので、猛烈縦のアピールなのです。

メタルジグの重さを調節してやるとあたり方も大きく変わってくるので、そこにちょっとしたゲーム性も生まれます。

カマスは一度あたると何度もガツンガツン!とあたってくるので楽しいですよ。

で、縦の釣りをする時、他の魚と違ってカマスは歯がギザギザ。狙う時には絶対にやっておいた方が良いことがあります。

 

それは出来る限り太いリーダーを巻いておくことです。太いのを巻いておかないと簡単にプツプツと切られて釣りどころではありません。

写真では5号ですがこれでもちょっと細いかな…といった印象。なので7号ぐらいはあった方が良いですね。

今朝は30匹釣ったあたりで7号は切られてしまいましたが、これぐらい太いリーダーにしておくことで、縦の釣りも臆すことなく出来るようになるので、タックルバッグに一個は忍ばせておくことを強く強くオススメします。

そうそう、アジングの影響でしょうか?やたら細ライン文化が広まって、結果細ラインを使っている人が多い印象がありますが、太いラインの方が断然メリットあるので、ボクは昔から太いラインを推奨しています。

なのでタックルセッティングはめちゃくちゃです。カマス釣る時はアジ用ロッドに0.8号PEで7号リーダーです。きっとこんなタックルセッティングの人は滅多にいないでしょう。

太いラインに慣れてしまうと3号ぐらいでもちょっと細いな…と心配になることがあります。そして切られることも多々ありますので、海の魚は侮れないのです。

もちろん、本気のアジ釣りの時は0.3号あたりまで落とすので、要は適材適所、バランスですね。

 

縦の釣りに反応が良い時は、この手のルアーのフォールも効きますね。特にブレード付きメタルジグだとフックアップ率がそこまで良くないのに対し、こちらはフックアップ率が相当高くなりますので、そうした意味でもオススメです。

ただ、ブレード付きだとフォール速度が遅くなるぶんあたりも多く、フォール速度が遅いということは下手にラインを噛まれることがなくなるので、ラインを切られるのが激減します。

 

カマスに混じってカンパチの幼魚シオも釣れます。これぐらいのサイズでも良く引くし、刺し身で食べても驚くほど美味しい!

 

そんな感じで、冷蔵庫にはカマス50匹ほど。

料理嫌いのボクには丁度よいってことで、カマスフライを大量に作ってしばらくカマスフライ丼を食べる日々を送りたいと思います。今日は頑張ってフライ作ろー。