はじめに
過去の出来事、技術、思想を未来の視点から再解釈するために書き残すブログメディア Hyperpast Journal(ハイパーパストジャーナル)。書き手は映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。
今回は【40代からの健康学習 – ヘルスラーニングジャーナル】の番外編として、僕の健康状態や健康に対して実践していること…要は健康の現在地を読者の皆さんに共有したいと思います。
題して【健康実践日記】
健康について学び、発信しているのは良いけど、肝心の僕の健康状態や実践体験がないと信頼できないどころか、信憑性にかけることは間違いありません。
そして、こうして学び、発信していくことで健康な体を作っていきたいという想いでもあるため、成長(進化?)するための記録としても取っておこうと思います。
ちなみに、ヘルスラーニングジャーナルとは、40代の僕が学んだ最新の健康・栄養に関する知識を整理し、記事化して発信していくシリーズです。
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従来の栄養学から分子栄養学、そして精密栄養学へと進化している現在の流れを深掘りしながら進めています。
なぜ「ヘルスラーニングジャーナル」を書くのか?
健康に関する情報は日々アップデートされており、従来の「カロリー計算」「バランスの良い食事」ではカバーしきれないほど、多くの研究が進んでいます。特に個々の遺伝情報や腸内環境に基づいた「精密栄養学」などの新しい概念では、これからの健康管理に大きな影響と可能性を与える分野です。いわば人類の健康のためのあたらしい未来です。
僕自身が最前列で学びながら、それを整理し、実践し、記事にまとめることで、読者の皆さんにも有益な情報を共有できればと考えているのです。
そして、精密栄養学を学び、取り入れることで、ウイルス対策や毎日なんだかパッとしないブレインフォグ、倦怠感、片頭痛、謎の疲れ、眠気などといった、病院に行っても「異常なし」と診断されてしまうような症状を改善できる可能性を、僕は持っていると感じています。
では、いってみましょう!
健康を意識しはじめたのは4年前
僕が本格的に健康を意識し始めたのは、40歳を迎えた頃、今から約4年前のことです。
…とはいえ、健康への興味自体はもっと前からありました。例えば、10年以上前(2012年頃かな?)、オーストラリアのバイロン・ベイで初めて玄米を食べたのをきっかけに、マクロビオティックや自然農に関心を持ち、半自給自足の生活に憧れ実践していた時期もありました。その経験から、今でも日常的に玄米を食べる生活を続けています。
しかし、現在学んでいる“あたらしい健康”について本格的に意識し始めたのは2021年のことです。僕が尊敬するクリエイター・高城剛さんの発信をきっかけに、健康に関する書籍を読み、試しに実践してみるようにもなりました。
ただ、この頃の僕は得た情報をなんとなく試しては、すぐにやめてしまうことの繰り返し。なぜなら体調に問題はなかったからです。「玄米を食べておけば栄養は足りているだろう…」 などと浅はかな考えで、健康を付け焼き刃的に捉えていたのです。
40代を迎えて感じた体の変化
しかし40歳を過ぎた頃から30代とはまったく違う“体の変化”を感じるようになりました。言葉で表現するのは難しいのですが、なんとなく不調でやる気が出ない。眠気と戦う日々、続かない集中力。脳に霧がかかったような、いわゆるブレインフォグを感じるようになりました。
「これが噂に聞いていた“40代の不調”というやつか…」と感じることもありましたが、振り返ってみると、僕は健康に興味こそ持っていたものの、徹底的に実践していたわけではありませんでした。
2022年には娘が生まれまして、娘からもらうウイルスによりその不調はより加速することとなります。そうした不調とは真剣に向き合い、なんとか対処をしてきまして今に至ります。
そして今、2025年。これまでの“なんとなくの健康対策”ではなく、本気で自分の体と向き合うことにしました。今までは健康に関心を持つだけ、体調を崩した時に対処できるすべを知っておくだけでどこか満足している自分がいましたが、これからは根本的に意味のある実践を重視し、自分の体にとって最適な方法を見つけていき、日々健康であれる方法を模索していこうと考えたのです。
なぜなら、モノよりもお金よりもなによりも大切なのは健康だからです。自分の健康に代替はありません。要は健康とは命そのものです。それを僕はいつまでも大切にしていきたいと思ったのです。
そして、そうした実践を基に日記という形で残し、読者の皆さんにも共有できるものとして形にしていくことにしました。
現在の健康状態は?
では、現在の僕の健康状態をお知らせしてみたいと思いますが、僕は幸いにも大きな病気をしたことがなければ、大きな不調があるわけでもありません。
ただ、40代にもなれば小さな不調は沢山ありまして、そうした部分が積もりに積もって現在の不調を引き起こしているように感じます。
では現在、僕が抱えている不調を羅列していくと…
- 慢性の蓄膿
- 脳あたりからふわ~っとするブレインフォグのようなもの
- 気分が上下する
- 日々の眠気
- 集中力の低下
- 目の老化
- 時々あるめまいのようなモノ
- 日々体が疲れている(肩こり)
…といった具合でしょうか。蓄膿は数年前から完全に慢性化してしまいまして、こちらは症状として明確ですので早めに治さなければいけませが、他の症状はなんだかフワッとしていまして「なんだ、そんなこと40代なら誰でもあるし、大した事ないじゃないか!」と、思われるかもしれません。
確かに表向きには大したことないように感じるのですが、こうした不調がどんどん積み重ねっていく感覚にとても違和感があるのです。要は、これらが積み重なることで大病の原因を作り、そして招くのではないかと、自分の体を客観視して感じるのです!このサインを無視したヒトたちが病気を患ってしまうのではないか?とも感じています。
僕はこれらの症状を「名もなき現代病」として自身で診断をしています。コロナ後のグレートリセットされた時代において一番信頼できるのは自分であり、知っているのも自分のはずです。ですので、「主治医は自分」という認識と態度であることがとても大切です。
そんな主治医である僕が違和感を感じているのであれば、それを改善していかなければ、いつか大病を患ってしまいます。
そして、歴史の教えとして、患った後に対処しても時すでに遅しなことも多々あります。要は新陳代謝を促してやるのです(昨今のジャニーズ問題、フジテレビ問題はまさにそれでしょうか)。ですのでテクノロジーが進化したAI時代においては事前に対処するのが誰でも可能となりましたので、それをしない理由はどこにもありません。
健康対策
ではどのように健康対策を講じるのか?具体的に書いていきたいと思います。
先ずは無料で試せる16時間ファスティングを導入したいと思います。16時間ファスティングとは、1日のうち16時間は何も食べず、残りの8時間の間に食事をとるというファスティング(断食)の方法です。
16時間以上食事を摂らないことで、オートファジー(細胞の自己修復機能)が活性化し、老化防止・免疫強化につながると言われています。また、食事間隔が空くと、体は脂肪をエネルギーとして使うようになり、ケトン体が生成されます。これにより、脂肪燃焼が加速&エネルギー効率UPします!
更に食事回数が減ることで、血糖値の乱高下を防ぎ、インスリン感受性が向上するため、糖尿病予防としてや血糖値スパイクなどを防ぐことが出来ます。
また、16時間の間に腸を休ませることで、消化器官の負担を軽減。腸内細菌のバランスも整いやすくなるため、やって悪いことは一切ありません。
ただこの16時間ファスティング。僕は実は何年も前から無意識に導入をしていましたが、その効果はよく分っていません。なぜならただなんとなく16時間〜18時間なにも食べない時間があり、食べたくなったらガッツリ食べるという、今思えば血糖値爆上がり必至の食べ方をしていたため、効果が無いどころか、体を痛めていたに過ぎなかったのです。
ですので、今回はしっかりとした情報と研究結果によるエビデンスをもとに16時間ファスティングに挑みますので、その効果がどれほど表れるのか?楽しみです。
16時間ファスティングの実践方法
16時間ファスティングの具体的な一日の実践方法としてはおおよそこんな感じ。
- 20:00 夕ご飯(鶏肉・きのこ・玄米少量・わかめ・ぬちまーす・オリーブオイル・ギーを中心にしたレシピ)
- 6:00 MCT・ギー入りコーヒー
- 7:00 八重山クロレラ・ビタミンD3、水大量+ぬちまーす摂取
- 12:00 お昼ごはん(鶏肉・きのこ・玄米少量・わかめ・ぬちまーす・オリーブオイル・ギーを中心にしたレシピ)
- 15:00 アーモンド適量
おおよそこんな感じのレシピを中心に実践していこうと考えています。20:00に口に入れるのが最後で、12:00のお昼でジャスト16時間の計算です。
これはファスティングやケトン体生成を考えた時に、日々食べるならこれが良いなと栄養素を基にして僕が考えたメニューであり、その限りではありませんので、あくまでもこれを基準に進めていくという話です。
また、これだけだとオメガ3や鉄分が足りませんので、時に自分で釣ってきた鯵の干物やレバーなどを食べてバランスを見たいと考えています。
ケトン体生成に大きく影響が出ますので、油・小麦が使われた食べものは基本的に食べないようにします。思えば僕は油と小麦を使った食べものが好きで、そればかり食べていました(汗)。正直これらを食べられないことでストレスを感じないか若干不安ではありますが、ある程度柔軟な思考で対応していきたいと思います。
ストレスほど体に悪い影響を与えるモノはないとも思っていますが、その考えに甘えるのも良くないなと思っていますので、適切に対応していきます。
食材は基本的に糖質がほぼ無いものばかり。玄米が一番高いと思われますので、時々アーモンドなどを食べて気を紛らわす感じになるかと思っています。
また、レシピの栄養素や固有名詞(ぬちまーす)などについては、持っている栄養素と共に徐々に触れていきたいと思います。
…というより、都度ケトン食を作ることになりそうなので、このあたりは写真をキチンと撮っておいて「16時間ファスティング用ケトン食レシピ」として公開していくのも面白そうですね。
まとめ
一先ず、僕の健康に対する今までの歴史と現状、それを踏まえた上での対策と実践方法について書いてみました。
MCTオイルや八重山クロレラ、ビタミンD3や水などはすでに摂っているものではありますが、ここを更に加速させ、16時間ファスティングを導入し、ケトン体優位の体を作ってみて、効果のほどを検証してみたいと思います。
本来であれば、遺伝子解析、腸内フローラ、血液検査、毛髪検査などの精密検査を行った上で、こうしたことを実践したほうがより効果的なのは間違いありませんが、先ずは現状できる範囲として、あたらしい健康について発信している身としては実体験を繁栄させたいと思い、実践することにしました。
次回の健康実践日記は、16時間ファスティングを導入してみて変化したことについて書いてみたいと思います!
こうして書いていることは20代30代だと健康すぎて体感としてなかなか実感しづらい部分があるかもしれませんが、40代になると顕著に現れるんですよね〜(しみじみ)
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Comments by daisuke kobayashi
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