徳島県で映像・写真・執筆などのクリエイティブ業を営んでおります、DAISUKE KOBAYASHIです💃

昨日で4日間に渡る2024年阿波おどりが終了した。僕は12日と14日の2日間だけ訪れることができ、今年の阿波おどりの様子を楽しむことができました。

本当は最終日、15日も行ければと思っていましたが、残念ながら時間の都合がつかず、行けずじまいとなってしまいました。最終日はどうやら雷雨に見舞われた様子で、それはそれで現地にいたらドラマティックな絵が撮れたに違いなかったため、少し残念でなりません。

…というのも、僕は今年の阿波おどりの様子はルポルタージュとしてKindleでフォトブック?写真集?をリリースしようと考えているのです。それの素材としておそらく最高のフィナーレの絵が撮れたはずだが、まぁそうした絵は4日間まるっと通っているからこそ撮れる絵でもあると思いますので、仕方がありません。

12日はそもそも仕事として撮影をし、プライベートでは14日の1日のみでその日のみ撮影を敢行。その素材を元にルポルタージュブックの製作をと考えています。

ルポルタージュブックは、社会問題や事件、特定の地域や人々の生活など、現実世界の出来事や状況を詳細に描写し、読者に事実を伝えることを目的としています。現場での観察やインタビュー、データ分析などを通じて得た情報を元に、読者が実際にその場にいるかのような臨場感を持って理解できるように執筆しますと、ChatGPTは回答をいただきましたが、今回は現場での僕のみの観察による視点となるため、厳密にはルポルタージュと呼べるものにはならないかもしれません。しかし、現場のリアルな雰囲気を写真と文章で、”ソレ”をお伝えできればと考えています。

今回撮った写真は約1500枚。枚数的にはかなり少なくなってしまいましたし、撮れた連がかなり少なくなってしまいましたが、正直現場で起きている事の雰囲気を楽しみながら、そして感じながら撮っていたら枚数としてはこんなものだろうとも思います。

僕は踊り子たちを中心撮ってはいましたが、踊り子を中心にルポルタージュしたいわけではありません。”阿波おどり”という全体の文化、政治・経済を現場で実際に見て、それを俯瞰してみた時に何が見えてくるのだろうか?といったことをテーマに、自己表現としてルポルタージュブックとして残しておきたいといった思いが強くあるため、場所を陣取るカメラ小僧とは一線を画すると自負していますし、踊り子中心の構図とは全く異なってきます。

1500枚のうち250枚ほどを現像してみまして、それを元素材に製作に取り掛かりたいと思っています。当然気に入らなかったら即ボツにしますので、さてどうなることやら。

思えば僕は製作は進めるが、途中で気に入らなくなったらボツにし、お蔵入りなんて事を死ぬほどしているタイプの人間でして、クライアントワークからの脱却を図る上では作品作りは非常に大切なコンテキストとなってくるので、頑張ってリリースにこぎつけてみたいと考えています。

今年の阿波おどりで感じたことはそちらにルポルタージュしたいと思っていますので、気になった方はぜひチェックしていただき、お楽しみにいただけたらと思います。

ただひとつ言えることは、阿波おどりはここ数年の間で問題が明るみになったり、コロナによって中止になったり、インフルエンサーを呼んでゴタゴタしたりして、文化としての魅力が「?」になっていたのが近年でしたが、それを乗り越え「復活した!」。そんな事を少なからず感じた素晴らしい年の阿波おどりでした。

それだけで市長が変わって良かったよ!って心から思う、阿波おどりでした!