徳島県で映像・写真・執筆などのクリエイティブ業を営んでおります、DAISUKE KOBAYASHIです🏥

8月8日の午後4時ごろからアボット社のフリースタイルリブレを使い、自分の血糖値のモニタリングをはじめていまして、今回はそれについて。

知らない方のためにフリースタイルリブレとは、持続血糖モニタリング(CGM)デバイスの事で、糖尿病患者が指先を刺して血糖値を測定する代わりに、上腕の裏側に貼る小さなセンサーを使用し、リアルタイムで血糖値を提供し、過去の傾向や血糖値の変動方向を示す、健康管理デバイスの事です。

僕は糖尿病患者ではありませんが、ほっておいたら糖尿病になるかもしれないし、糖尿病以前にその他の病気になる可能性が否めないため、病気になる前の事前対処としてこうしてモニタリングを行っています。(遺伝子解析の結果では僕は糖尿病になる可能性は低い遺伝子を持っています。)

年を取れば取るほど健康であることほど大切だと感じることはなく、寧ろ、健康以外に大切な事は実はないのではないかと思うほどです。

にも関わらず、自分を含めた世の中の多くの人々は健康をかなり蔑ろにしている傾向があります。

それはどういった部分で感じるかというと、例えばメディアや他人の情報を鵜呑みにし、それを信じてしまっていること。テレビで健康に関する情報が流れようものならそれが効く!と信じてしまったり、巷の薬局で売られているサプリメントに自分の健康を預けたり。もしくは病院に行き、薬をもらうことでどこか安心をしたり。またはオーガニックなどの一見健康そうな市場にのっかり、生産環境を知る余地もなく粗悪な商品にも関わらず、そうした商品に頼っていたり。

一方で身体に悪いのかもと思いながらも暴飲暴食を繰り返す日々を送っているなど、グローバリゼーションの軋轢によって起きた飽食が僕たちの健康を蝕んできているのは間違いありません。

そうした飽食時代において、自分の身体を自分で守るのは必然的であり、一度医師免許を取得したら知識をアップデートしなくてもよいのが日本の医療制度でもあるため、日々勉強をしないお医者さんの診療は全く当てにならず、お医者さん以上に健康や医療に対する正しい知識を自身がつけなければ、非常に危険な時代だとも感じています。寧ろそれ以外に自分の健康を守る方法はない!と僕はこの時代において非常に感じているのです。

そうした動きのひとつとして、病院では絶対に解らない血糖値を僕は自ら測り、それを健康のバロメーターとして認識しようとしているのです。なぜなら血糖値は食後に大きく動くため、お医者さんには絶対に解りません。ですので、糖尿病やそれ以外の血糖値が原因で起こる病気は自身で把握する以外に事前に解りようがないのです。

なのでこのフリースタイルリブレは糖尿病患者用として使われており、糖尿病になった患者だから病院側ははじめてそこでモニタリングを開始できるのです。

そんな事もあり僕は血糖値をモニタリングできる健康デバイス、フリースタイルリブレを使い、自分の血糖値が食べた物によってどのように変化をし、そしてどのように身体に負担をかけているのかを知っておこうと考えているのです。

現在モニタリングをはじめて6日目。フリースタイルリブレは2週間の使い切りになっているため、残り8日ほど。

軽くとある僕の一日の血糖値の様子を載せておくとこんな感じに上がり下がりしているのが解ります。

基本的に食後に血糖値がグンと上がるのが現在の多くの人の食生活と思われまして、それを限りなくフラットにすることで非常に健康的な血糖値ということができますが、僕のこの日は夜中にガッと上がっていることが解ります。いわゆる血糖値スパイクです。

これは阿波おどりの撮影お仕事で5時間ほど撮影をし、ヘロヘロになりながら自宅に帰宅し、途中コンビニで買った”スパム握り”と”チキンラーメン”を食べた結果ということです。

朝からハードな一日だったことで食生活がかなり乱れたという事もあり、モニタリングをはじめて今のところ一番酷い血糖値の動きを見せてくれました。

しかし一方で、モニタリングのデフォルトである180mg/dLを超える数字は出ておらず、思ったよりも血糖値が爆上がりしていない様子も解ります。

といった感じに、現在モニタリングをしておまして、まるで自分の身体をゲーム感覚で数字化できるため、かなり楽しく健康維持への第一歩として捉えることができるのがフリースタイルリブレ。

まわりの人に「最近こんなことをしているよ」と話をしようものなら「?」な顔をされますが、近い将来こうしたことをするのがきっと当たり前になるんだろうなーと、ちょっと先の未来を楽しむのがワクワクするよって話でした。

数年前に友人の医療従事者に「最近フリースタイルリブレを使って自分で血糖値モニタリングしているよ!」なんて軽く話をしたら、「そんな事止めたほうが良いよ」と真顔で言われましたが、医療従事者と医療を独学で学び、昨今をサバイブしようと考えている僕とのギャップはそんなものなのです。