こんにちは。
映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。
以前から気になっていたレンズをお借りする機会が得られましたのでご紹介。
中国のレンズメーカーLAOWA(ラオワ)のProbe lens。24mmF14の超変態マクロレンズですね。
確かアメリカのクラウドファンディング Kickstarterで資金を集めていたと思うのですが、この新しいレンズを開発するするためにはそれなりに資金が必要だったんだなと想像が出来ます。
レンズマウント部はキャノンのEFマウントのモノだったため、マウントアダプターでEマウントに変換。
このレンズを使うためにはそれなりに準備が必要なため、押し入れを片付けてスタジオ化してみました(笑)
準備が必要というのはこのレンズ、F14からのスタートとなっているため、普通のレンズのように撮ろうと思うと真っ暗で撮れません。なので光を作りこめるスタジオが必要になってくるんですよね。
レンズはこの通りですからね。光を入れようにも入れられない形状なのです。しかしよく考えたなこんな形状のレンズを(笑)
レンズ前面にはLEDライトがついているため、工夫次第で面白い撮影が出来たりするのもこのレンズに可能性を感じます。
試しに撮ってみた写真はこんな感じ。
手持ちの指輪を撮影してみました。
ジュエリーの撮影の練習がてら使ってみましたが、もっと背景や光を作り込んでいってやらないとこのレンズの特性を活かすことは難しいなというのが正直なところ。
外でも撮影
光や背景を作り込んだ撮影はまたの機会ということで、外でも撮影してみました。
外は外でかなり面白いですね。小宇宙を感じます。最後の写真は多分蜘蛛。
ただこのあたりは通常のマクロレンズでも撮れるため、外の撮影でもLEDを使った撮影や、水の中に突っ込んだ撮影(レンズ先端は防水仕様です)などで工夫してやることで、このレンズの特性を活かすことが出来るように感じますね。
というわけで、今回はLAOWAの超変態マクロレンズを軽く使ってみました。
思った以上のなかなかの曲者で、扱うためにはかなりの練習と工夫と作り込みが必要になってくるなと感じましたね。
YouTubeにも動画をアップしていますので、是非チェックしてみてください!