徳島県で映像・写真・執筆などのクリエイティブ業を営んでおります、DAISUKE KOBAYASHIです💃

8月に入り、今年も近づいてきました阿波おどりが。

僕はそれなりに毎年行われる阿波おどりを楽しみにしている一人なのですが、その一方で赤字問題が表に出たことやコロナ禍での市長を巻き込んでのゴタゴタで、阿波おどりとは国の文化としての大切な祭りではなく、オリンピックや万博と全く同じで政治なんだと強く感じ、もはや純粋に楽しんでいる人間ではなくなりました。

そんなこともあり今年は”ルポルタージュブック”をと考えていることはここに書きました。

製作できるかそうかはさておき、そんなことを考えているのですが、今回はそのルポルタージュブックに載せるべき僕が過去に撮ってきた阿波おどりの写真を少し掲載してみたいと思います。

当時使っていたキヤノンのEOS Kiss7というカメラと、24mmのパンケーキレンズ。35mm換算で36mmなのでスナップに最適レンズでしたが、やや広く撮れすぎてしまう画角は万能ではありませんでした。

これら写真は2015年に行われた時のもの。カメラをはじめてまだ半年程度でしたので、今見返してみると一体何が撮りたいのかさっぱり分からない写真たちばかりで(笑)、良い写真を探すのが大変でしたが、なんとかそれらしい形に現像し、載せてみることにしました。

下手な写真ばかりなんだけど、逆に味のある写真も撮れており、それらを載せたって感じですね。しかし阿波おどりなどの動きのある被写体を撮る場合、昨今のカメラだと感度が高すぎピタッ!と止まった写真を撮りがちになってしまいますが(ここ数年の潮流?)、一周回って逆にシャッター速度は1/80とか1/70で撮り、フォーカスはオートで撮らないのが臨場感が出て良いですね。

最後の写真なんかはストリートでやってる感が撮れていてすごく好きです。

因みに自作プリセットで現像をしています。気になる方はnoteでそのプリセットを販売していますのでぜひ購入して使ってみてください。このプリセット、現像レベルが確実に上がりますよ。

https://note.com/elvin/n/n5b4fcef939a5?magazine_key=m6db9702d178a

この時の僕は本当に純粋に、この阿波おどりで一体何が起きているのだろうか?と興味オンリーでひたすらパシャパシャとシャッターを切っていたものですが、それから9年の月日が経ち、僕はカメラの腕を上げ成長をし、今年はお仕事で阿波おどりを撮る予定となっています。

阿波おどりは今までお仕事で何度か撮ってきましたが、徳島市で行われるこの4日間の阿波おどりは何気にはじめてなので楽しみだったりします。

2023年の昨年は台風?大雨?で2日間ほど中止となってしまったり、ピンク色でワイワイキャピキャピ感で謎のインフルエンサーが来ていたり、建築法違反などがニュースとなりましたが、さー今年はどんな阿波おどりの年となるのでしょうか。

良くも悪くも市長が戻り、ネーミングライツの導入による黒字化の成功などを見ると、少し冷静を取り戻しつつある阿波おどりのように感じます。裏ではゴタゴタなのでしょうが。