徳島県で映像・写真・執筆などのクリエイティブ業を営んでおります、DAISUKE KOBAYASHIです🖼

今日もコラージュについて。この間こんな記事を書きました。

【コラージュ】30年の時を経てコラージュを始めてみた Collage01

実に30年の時を経てコラージュを始めてみているのですが、これがすごく楽しい!なんというか「時を経て」というのはうまい表現だなと我ながら思うのですが、コラージュってそのオブジェクトたちの次元を飛び越えてくるかのように切り貼りできるため、時間軸を完全に無視できるんです。この感覚が「時間フェチ」のボクとしてはたまらないのです。

二作目『ノータイトル』はデジタル上で。やっぱりボクはデジタルが向いている気がするな。

三作目『ノータイトル』。二作目があまりにも楽しかったのでその流れで作ってみました。虹のオブジェクトは無条件に良いですね。

ついでにAfter Effectsにそのまま流して軽くアニメーションさせてみたり。ボクはAfter Effectsに対し非常に苦手意識が強いのですが、この手のアニメーションだったら全然イケるなって印象を受けました。ってことでこれから本気でコラージュとAfter Effectsに取り組もうと思っています。

というのも、ボクは映像を作ってきた人間ですが実写しか撮れません。実写しか撮れないとなると表現に限りがあります。では3DCGをやるか?やりたいか?そもそもやる必要があるか?と自分に問いただした時に答えは「NO」でした。3DCGで表現された映像は観る分には楽しいのですが、ボクはあまりそうした表現に興味を持ったことは実はなく、やっぱり2Dの表現が好きなんです。特にコラージュや、ゲームであればスーパーファミコン時代の16bitのドット絵。あれが今でも堪らなく好きなんです。

ファイナルファンタジーVより

ピクセルリマスターがリリースされた際にはかぶりついてプレイしていました。そんなこともあり、コラージュに力を入れていこうなんて思っている次第なのです。まあ『オクトパストラベラー』の3DCGを用いたHD-2Dはめちゃ好きなんですけどね。

とは言ってもアート色の強いのがコラージュ。ボクは実はアートにはそこまで興味はないため、アート色を出していくつもりは全くありません。どちらかというといかに現実的に使えるかどうか?に重点を置くべきと考えています(上の理由のわからない作品を作っておいてなんですが💩)。

では現実とはなにか?それはお仕事時の実写映像に対しての補足説明や賑やかせなどの際にコラージュを使っていきたいと考えているのです。

例えばインフォグラフィックス。これはわかりにくいデータなどをわかりやすくグラフなどで説明する技術ということができますが、それをいわゆるグラフィクデザインではなく、コラージュとして表現し、映像作家としての色を出していけたらと考えているのです。

Dan MaceのYouTube動画は毎回それが飛び出してくるので最高に好きです。

結構昔のTuneCoreの広告映像もかなり好きで、度々見て参考にしています。モーショングラフィックスを上手に駆使した表現となっており、この表現できたら技術的には完璧じゃない?なんて思うほど。製作はペリメトロン。

音楽もセンスが良い。Lucky Tapesの高橋海氏のソロ作。

 

実は実写とコラージュをミックスして映像を作るのは、ボクが映像をはじめた時からの夢でもありました。それを実現したいなと思っているので仕事として使える程までに昇華させたいと考えています。そうなると切っても切り離せないのがAfter Effectsですが、久しぶりに触ったら結構扱いやすかった。ってことでしっかりと学んでいきます。

年齢を理由に夢を諦める人がいますが、ボクは絶対にそうはなりたくない。43歳からでもなりたいモノになんにでもなれる。今日はそんな事を思いながらコラージュをしていました。

そしてボクが行っていることすべてをパラドックス化していくこと。これも夢というか目標です。そう、手塚治虫の漫画にロックやランプといったキャラクターが度々登場する世界観や、タランティーノ映画のベガ兄弟のように作品という枠を超えて繋がっている面白さ。たまりません。

そうそう、トレインスポッティングは1に対して2では真逆のアプローチになっているあたりも堪りませんね。時代性をきちんと捉えて描いているのはさすがダニー・ボイル!大好きです!

だから虹とか月とか太陽なんかの空にあるオブジェクトって好きなんです。時空を超えても多分その見え方は一緒なんだろうし、場所が離れていても同じオブジェクトを共有できたりもする。だから上の作品は同じ虹なんです。