こんにちは。
限界集落に住む映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

しばらく忙しくしていた仕事も少しずつ落ち着き、最近は1月納品を予定している映像の修正作業を日々行っています。

1分の映像もあれば、8分ぐらいの映像もあり、修正する部分は各映像ごとにごく僅かなのですが、ちょっとしたカット切り替えのタイミング、音の質感、音量、色、テロップなどと、チェックすることは山のように多く、それはそれで気の使う作業のため日々の疲労感が半端ではありません。

今まで映画のお仕事に携わったことは一度もありませんが、映画となると一体どんな修正作業が待っているのやら…考えただけでゾッとします。

さて、この数ヶ月間にナレーションを録る機会が何度かあり、その都度に音の「生き物感」をまじまじと体感した訳ですが、先日自宅でナレーションを録るためにこんなモノを購入してみましたのでご紹介です。

 

パネル型になっている吸音材です。以前から気になっていたということもありアマゾンで購入してみたのです。

 

30cm×30cm、厚さは5mm。12枚セットで3000円ぐらい。商品が届く前は妥当な価格かと思いましたが、届いてみると商品のチープさに割高だなと感じずにはいられないほど。

多分売っていないと思うんだけど、ダイソーで一枚100円で売ってそうな感じ。

…と、チープとは言っても、モノ自体は悪くはないので、しっかり吸音材として使えるレベルのモノではあります。ただ割高感が否めないというだけ。

 

本来、壁なんかに貼り付けて音のバウンスを防ぐために使用するケースが多いと思いますが、今回ボクはナレーション録り用に購入をしたので、手元にあったダンボールに貼り付けてDIYしてみました。

 

こんな感じに声のバウンスを防ぐために使用。どれぐらい効果があるのか?無しバージョンを試していないので分かりませんが、効果が無いことは先ずないでしょう。音は少し工夫するだけで劇的に変化しますからね。

 

本格的なナレーション録りまで予算使ってらんないよ!ってことがボクの仕事には多く、そのためこうして簡易的なナレーション録りも行っているのが最近。

今回はMacBook AirにAdobeの音ソフトウェア Audition。マイクはaudio-technicaのAT2020(USBモデル)。モニターヘッドホンはMDR-CD900ST。吸音材に合わせてヨガマットなんかも引いてバウンス対策して録ってみました。

しかしやればやるほど音の奥深さの沼にハマってしまっています(汗)

ウ~ン大変…これから音録りは分業にしようかな〜。