こんにちは。
限界集落に住む映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

2021年の夏は気がつけば終わりを迎えようとしています。

今年は梅雨は長かった!しかも明けたと思ったら2週間にも及ぶ大雨に見舞われ、この時期には珍しい『雨のお盆』を過ごすことになりました。

全体を通して夏らしい真夏日が非常に少なかったのですが、晴天の真夏日は友人と遊んだり、妻と海に行ったり、釣りに行ったり…それなりに遊びに出かけることが出来たので、ボクの40歳の夏はこれで終わりとなりそうです。

やっている事が子供の頃と何一つ変わっていないという…子供の頃に想像した40歳はこんなイメージではなかったな〜。

 

▲一番夏らしい日だった徳島県神山町での一コマ。

さて、9月に入ってからというもの、仕事が非常に忙しくなってきました。

映像制作のお仕事が一気に舞い込んできたためです。

予定の納期では今年までに13個ほどの映像を制作する必要があり、それを今急ピッチでディレクションをし、すべて並行して撮影を進めている最中なのです。未決定案件も声をかけられており、そちらも決まり次第制作するので、制作物が更に増える予定ではあります。

合わせてウェブサイトを制作したり、サイト管理、インタビュー記事や記事制作をしたりってことも細々としているので結構忙しいのです。物理的というより頭の中が。

で、映像13個と言っても、1件3個、1件8個、1件1個、1件1個と言った具合ではありますので依頼主は4件となるのです…が、すべての映像のフォーマットはほぼ違うことから、4件と言うより実質13件ぐらいの感覚で挑んでいますので、この切り替えが一番大変。

名作漫画『デビルマン』の作者、永井豪は連載を抱えすぎて頭の中がごっちゃになり、バイオレンスジャックで書くべきことを全く違う漫画に書いてしまっていた!なんて逸話があるほどですが、そうしたカオスから名作は生まれるのかもしれませんね。

そんな事もあり????、カメラセッティングを少し見直し中。

 

現在使用しているカメラはSONY A7SⅢ、レンズは2470F4.0のFEレンズ。マイクはRODEのVideoMicro。リグはSmallrig

SONY A7SⅢの10bitが半端なく美しく撮れてしまうため、レンズに無頓着になっているのが最近でして、ただ無駄にデカいレンズを使うよりもこれぐらい軽いレンズの方が機動性が上がり、結果撮れる画が良かったりするので標準FEレンズを頻繁に使っています。

またマイクはRODEの一番安いと思われるVideoMicroを使用しているですが、これが何気に音が良い!…というよりも変に偏りがなく、非常にバランスよく音が録れるため、汎用性が高くていつも使っているのです。何より小さい!

高いマイク=良い音で録れると錯覚をしている方が多いと思いますが、実は一概にそうではありません。大事なのは自分が求めている音と、撮る環境や状況。これがマイクの持っている性能とマッチしないとどんなマイクを使っても同じ…というか高いマイクを使っても寧ろダメな音になります。

これに気づかずに同じくRODEのVideoMic Proが『プロっぽい』とか『かっこいい』と言った理由で使われているケースが多く見られますが、そうなると本末転倒ですよね。ボクはVideoMic Proは自分のスタイルに合わなくなってしまったので、最近は全く使わなくなりました。

…で、現状このセッティングの何かが気に入らないという訳では全く無く…というよりも現時点でこのセッティングが最も使いやすいと感じてしばらく使っているのですが、なんだかちょっと変化が欲しいなと(笑)

 

そんな訳でマイクを購入してみました!ゼンハイザーMKE600です。ええ、このマイクそこそこ高いです(笑)

このMKE600は以前から非常に気になっていたマイクのひとつで、これを機に導入してみることにしました。

RODEのVideoMicroはコンパクトかつバランスが取れているため、後で非常に扱いやすい音として本当に気に入っているマイクではありますが、もう少し深みのある音作りを目指してみようかなと思っているのです。

もう少し説明を付け加えるなら、低音域が録れないのがVideoMicroなどの安価な外部マイク。人は音に深みを感じる瞬間は、低音域がしっかりとあることによって感じられると思うのですが、それにはこのMKE600が最適では?と思い導入をしてみたのです。

使いこなすにはそれなりの経験値が必要となってくるため、それ相当の練習が必要です。

まだ試していませんが、試すのが楽しみでなりません。

もちろん扱いづらかったり、自分の映像には合わなかったり、野外撮影時に思った以上にノイズを拾って苦労する、デカいから邪魔などの理由も十分に考えられます。購入したけど既にVideoMicroに戻すことも視野にいれながらワクワクをしています。

 

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